キー/フィルでマスクする場合、元の映像設定のカラーキーで、マスクで使用する入力を普通に選ぶかと思います。
ですがこの場合、マスクの画像を設定から大きさや位置などを変えようとしても、実際のマスク処理には適用されてきません。これは、マスクが適用されると、それが1対1でマッピングされてしまうからです。そのため、マスク画像の入力をどのように変更しても、vMix内のマスキング機能により、設定は無視されてしまいます。
では、どうすればいいのか。
マスク画像を直接選択する代わりに、マスク用に作成したMIXを使用します。白255のカラーと、切り抜きたい形の画像でMIXしておくことで、カットやFadeでマスクを適用させることも可能になります。マスク画像を縮小使用する場合、オーバー部分のトランジションが反映されません
Virtual PTZ
そして、更に。
マスクに対して仮想PTZ(Virtual PTZ)を設定することが可能です。マスクを大きな画像で作成して2倍にズームさせておき、それを仮想PTZすることで、マスク領域の大きさを変えたり、移動させたりできるようになります。もちろん、ジョイスティックがあれば、それで制御も可能です。
※MIXは3つまでしか作成できません