Zoomって、いわゆる”Web会議”というビジュアルになりますよね。スピーカービューならば、ノートパソコンなどのWebカメラなので顔のアップか。そして、ギャラリービューだと、その顔が並ぶ。まぁ、Zoomなどを使うと避けられないビジュアルともいえます。
でも、Zoomで何らかの企画をしたいとなると、この見た目も少しこだわってみたくなりますよね。ならやってみますか。
ここではパネリストと司会者はイラストとさせてもらいましたが実際には映像です。下に並んだのが視聴者でZoomです。
例えば、こんなビジュアルにすることができます。ただこれは参加者が運営をスピーカービューで見たらという事になります。ですが、zoomでの会議をYoutubeやvimeoで他にも配信をするならば、この見た目で配信することができます。
パネリスト分のPC端末+視聴者向け参加PC、両方をつなぎ合成するvMixというライブ配信スイッチャーが必要になります。
パネリストはそれぞれSkypeやLINEなどで接続します。その端末出力をvMixへ入力します。最大6名まで参加させれます。ただ、画面共有が必要のない参加であれば、vMix Callという独自のビデオ電話機能が8名まで使え、この機能であればパネリスト分のPC台数は必要ありません。
Zoomは視聴者の会議室です。上記スイッチャーアウトを視聴者が見られるように、ホストの映像をvMix出力映像とします。こちらのホストPCは基本的にギャラリービューにし、PC出力をvMixに入力することで、上記のような視聴者合成が出来るようになります。もし、視聴者もパネリストと対談しているように見せたいというのがあれば、別途スピーカービューの端末を用意してvMixに入力しておけば、対談させることが可能になります。
そして、司会者は。これは司会者は現場。というか配信拠点にいる必要がございます。というのも、もちろんこのスタジオ背景は実際作ったものではなくCGであり、司会者はグリーンバックという背景の中で動くことになります。
この様に、vMixはライブ配信スイッチャーという分類のパソコン(ソフト)です。パソコンも配信用に構築されたHDMI等の入力ができるものである必要があります。vMixというライブ配信スイッチャーを用いると、いかにもZoomでweb会議という画ではない、エンタメ感が増した企画っぽい映像とすることができます。
例えば、リアル例会とオンライン例会を同時に行う場合、音声を上手く組んであげないと、ハウリングが起きてしまいます。そんな問題を解決する一式を組み上げたうえでお届けすることも可能です。
一緒にスピーカーもとか、カメラを2台にしたいとか。オペレーターもとか。
まずはあなたの困っていることをご相談ください。
上田一生
(公益財団法人東京動物園協会)
【ゲスト】
芦刈さま(サンシャイン水族館)
井上さま(しものせき水族館海響館)
佐々木さま(埼玉こども動物園)
堀田さま(須磨海浜水族館)
笹森研究員(元極地研・南極越冬隊)
鈴木研究員(教員)
鈴木研究員(農家)
冨田研究員(映画監督)
先日は『世界ペンギンの日』に、動物園・水族館でペンギンの飼育・展示に従事される方々をZoomで繋ぎ、ペンギンについて語り合うフォーラムを開催しました。そしてその模様をYouTubeLiveで生配信いたしました。動物園・水族館が自粛休業している今だからこそのフォーラムです。
500名以上の方々に視聴いただき、コメントやTwitterなどからリアルタイムに質問を受け付け、その場で答えてもらったりと相互のやり取りもできたのではないかと思っております。